Blossom like a flower!

OSHO禅タロットで映す自分の姿の記録

【OSHO禅タロット・今日の一枚】Going with the flow(流れと共に行く)

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水のエース:流れと共に行く

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「水になりなさい」と私が言うとき、私は流れになることを意味している。澱んだままではいけない。動くがいい、しかも、水のように動くがいい。

 老子は言っている——タオの道は水の流れる道だ。それは水のように動く。水の、あるいは川の動きとはなんだろう? その動きには素晴らしいところがいくつかある。ひとつに、それはつねに深みに向かって動く、もっとも低い地をつねに探し求める。それには野心がない。最初の者になろうと渇望することはけっしてない。最後の者になりたいのだ。

 覚えておくがいい。イエスはこう言っている——ここで最後の者こそ、私の神の王国では最初の者となるだろう。彼は、タオの水の流れる道について語っている——言及してはいないが、それについて語っているのだ。最後の者であるがいい、野心なくあるがいい。野心とは、上に向かって行くという意味だ。水は下に行く。

 もっとも低い地を探す。それは何者でもないことを望む。自分はユニークだ、例外だ、特別だと宣言することは望まない。エゴの観念はない。Osho Take it Easy, Volume 1 Chapter 14 

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ゆらり ゆらり

 

流れに身を任せる。受け身になる。

 

ただ一つ注意なのが、何も考えずに流されていたら岩に頭ぶつけますよってこと(´д`)笑

人生は選択の連続。目の前に現れたものを順々受け止めてこなしていくなかで、大なり小なり分岐点があると思います。

それぞれの分岐点で自分にとって最適解を「自然に」選び取れるように、リラックスしておくこと。変に力んだり抵抗したりしているとうまく舵がとれませんからねー

 

っていうのがまず一つ目の解釈なんですが、もう一個考えたことが。

 

解説のお話しの最後の段落、

 

「もっとも低い地を探す。それは何者でもないことを望む。自分はユニークだ、例外だ、特別だと宣言することは望まない。」

 

このフレーズにハッとさせられます(´д`)

 

この文の真意は、

 

「自分はただ自分でいい、特別な何者かになろうとしなくていい」

 

ということなんじゃないかと。

 

「こうなりたい!」っていうビジョンはすごく素敵だし大事だと思うんですが、一方で「こうじゃないと嫌だ!何か秀でた存在に、特別な存在になりたい!」と思ってしまうと、理想の自分と現在の自分のはざまで苦しむことになります。(もちろんなれたらそれで万々歳なんですけどね!笑)

 

ここで苦しんでいるとは、すなわち「そのままの自分ではダメだから、自分ではない何かになろうとしている」という自己否定感が心の底で暴れているということ。

 

これは、

 

あるがままの自分を否定している = 流れに逆らっている

 

とも言い換えることができますので・・・こうなるとしんどい(´д`)ハァ

 

ということは、この逆を突くと、

 

特別な何者かになろうとしない = 自分は自分だと肯定する = あるがままに身を任せる

 

という式が完成しないだろうか・・・

 

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実は昨日相方様と飲みに行ってたんですが、気分が良くなっていつもより饒舌になってべらべら喋り倒してしまいまして笑

 

全部はもちろんかけないので一つだけ要旨をいうと、

 

「ジェネラリストで何が悪い!」というのをひたすら管巻いてたそうなww

 

わたくし、現代の「スペシャリスト万歳」的な世間の風潮があんまり好きじゃなくて。
何か一つ、これだけは私が一番だ!という分野を見つけて極めましょう、そのスペシャリストが集まれば無敵集団だ!みたいなね。


もちろん一理ある考え方なんだけど、昔会社の研修で講師の人が熱くこれを語ってた時にすごーく自分が否定されてるような気がしてしまって。

 

なぜなら、私は何でもそこそこ出来るんだけど、逆に「これだけは誰にも負けない!」ってのがあんまりないから。


これは得意かな?って思うことでも、その分野で一点突出型の人にはかなわないんです。
いくら自分が練習を積んだ演奏でも、インスピレーションだけで一発即興演奏出来るような天才肌にはかなわないんです。

 

いくら頑張っても、「得意なものがある人」にはかなわない。

 

それがずっとコンプレックスだったから、ずっとあがいてもがいてしてたんですけど。

 

「なんでもそつなくこなせるジェネラリストタイプで何が悪いねん!!!全員が好き勝手に自分のやりたい放題やってたらまとまるもんもまとまらんわ!!!ジェネラリストも必要なんじゃあ!!!(゜血゜)」

 

って開きなおる笑

 

でもそうすると、「スペシャリストじゃないとダメ」から「ジェネラリストでもいい」に思考が変わって、自分を受け入れることが出来たんですよね。
これもすなわち「自分を肯定すること」につながるんじゃないかなぁと。

 

なんか思ったより長くなりそうだったので無理矢理まとめにかかってます(汗

ようするに、あんたはあんたのままでいいよヽ(´・∀・`)ノってことだったでしょうね。

 

昨日の会話、カードに聞こえてたのかしら・・・笑